鹿島アントラーズの拠点としていたカシマスタジアムが
2025年7月1日以降にメルカリスタジアムに決定したと、公式から発表されました
【お知らせ】#antlers #鹿島アントラーズ
— 鹿島アントラーズ (@atlrs_official) June 19, 2025
アントラーズが指定管理者を務める茨城県立カシマサッカースタジアムのネーミングライツを株式会社メルカリが取得し、2025年7月1日以降の新愛称が「メルカリスタジアム」(略称:「メルスタ」)になることが決定しました。… pic.twitter.com/AVbNCtcITH
引用元:X
サッカーファンとしては、気になるニュース
正式名称は「茨城県立カシマサッカースタジアム」で、愛称が「メルカリスタジアム」とのこと
あのメルカリがネーミングライツを取得した⁈
ネーミングライツとは⁉︎ 聞いたことがない言葉、何のことなのでしょうか?
この記事では、その仕組みやメリット、有名な事例などを詳しく解説します。
「メルカリスタジアム」とは?

ネーミングライツ(命名権)とは?
ネーミングライツ(命名権)とは、企業が施設やイベントに自社の名前を付ける権利のこと。近年では、スポーツスタジアムや公共施設での導入が進んでおり、日本各地で話題になっています。英語では「naming rights」と呼ばれ、ブランド認知や地域貢献を目的に導入されています。
ネーミングライツの仕組みと契約内容
- 施設運営者が命名権のスポンサー企業を募集
- 企業は契約期間に応じた費用を支払い、名称を使用
- 契約期間中は施設名・看板・案内などに企業名が表示される
契約は1年〜10年程度で、金額も数百万〜数十億円と幅があります。
ネーミングライツのメリットとは?
企業のメリット
- 広告効果・認知度アップ
- 地域貢献のイメージ向上
- 長期的なブランディングが可能
施設側のメリット
- 運営資金や修繕費を確保できる
- 行政の財政負担を軽減
- 企業とのコラボによる活性化
日本国内での有名ネーミングライツ事例
福岡PayPayドーム
プロ野球・福岡ソフトバンクホークスの本拠地。PayPay株式会社が命名権を取得し、2019年から「PayPayドーム」に。
京セラドーム大阪
大阪ドームが2006年に京セラの命名により「京セラドーム大阪」に変更。
ぴあアリーナMM
横浜みなとみらいにある音楽アリーナ。ぴあ株式会社が命名権を取得。
ノエビアスタジアム神戸
Jリーグ・ヴィッセル神戸のホームスタジアム。ノエビアが命名権取得。
名古屋市営地下鉄の駅名
駅名に企業名を取り入れる事例もあり、「ドニチエコきっぷ駅」などが話題に。
海外でのネーミングライツ事例
アメリカの「SoFiスタジアム」や「メットライフスタジアム」などは数百億円単位で契約が結ばれており、世界的にも企業PR手法として確立されています。
まとめ|ネーミングライツは地域と企業を結ぶ仕組み
ネーミングライツは単なる広告ではなく、地域活性化と企業ブランディングを両立させる仕組みです。今後もスポーツ・交通・教育分野などで拡大していくと見られ、私たちの身近な施設がどのように変化していくか、
「メルスタ」を注目していきましょう。